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■ この人かも!と思ったとき、自分にゴーサインを出せる 決断力の鍛え方

この人って自分の理想だと思っていたタイプの人かもしれない。そう思っても、あと一歩踏み出せない自分がいることはないでしょうか。さらには、ぐずぐずしているうちにタイミングを逃してしまった経験もあるかもしれません。
どうすればここぞという時の決断力を身に着けられるかをご紹介いたします。

決断は練習していないとなかなかできないもの

この人って自分が理想だと思っていたタイプの人かもしれない。そう思うのに、あと一歩踏み出せずにタイミングを逃してしまうという人は少なくないものです。
後になって、「あ~、あの人がやっぱり自分の本当の理想の人だったんだなー」と悔やんでも後の祭りです。
しかし、なぜ、その一歩が踏み出せないのでしょうか。

それは、決断するには勇気とエネルギーが必要だからです。

自分が決断したからには、その決定に責任を持たなくてはいけません。また、車が発進するときには、走行中以上にガソリンを消費するように、新しい一歩を踏み出すことには、エネルギーが必要となるものです。

それは、「変化を好まない」という人間の特性が関係しています。

何かを決断して、一歩を踏み出すことは、日常に変化を起こすことです。
なので、誰しも、常日頃から練習しておかないと、決断はなかなかできないものなのです

決断力とは何か

決断とは一体何でしょうか。
それは、やると決めて、やらないための言い訳を断ち切ることです。
多くの人は、決意するかもしれませんが、言い訳を完全に断ち切るという強い心と、断ち切るための仕組み作りができていないために、決断できないものなのです。

決断力を鍛えるトレーニングがあれば、やってみたいと思いますか?

ではトレーニングの方法をお伝えしましょう。

3秒決断トレーニング

すぐに取り組めて、成果が出やすいものは、これです。

「飲食店のメニュー選びは3秒で決める」

なぜ3秒なのでしょうか。

3秒以上経つと、直感より、思考によって選ぶようになります。

実は3秒で選んだとしても、脳の中では、ものすごい勢いで、あらゆる可能性について計算し、思考を繰り返しています。なので、選ぶということは、当てずっぽうだと自分ですら思っていたとしても、潜在意識のレベルで思考した結果なのです。
最初のほうは、3秒で選んだメニューを食べてみると、「これは食べたいと思ったものではなかった」という、いわゆる、失敗経験をするかもしれません。
これは、導き出した答えの精度の問題です。その精度をどうやって高めるかといえば、日ごろから3秒でメニューを決めることを習慣にすることなのです。

では、なぜ飲食店のメニュー選びなのでしょうか。

それは、選択を失敗したときのリスクが少ないからです。もし、今日は失敗だったと思っても、その金銭的損害は、せいぜい高くても数千円程度です。しかし、決断し続けるトレーニングの積み重ねは、人生のパートナーを選ぶという大きな決断の場面で、真の力を発揮するのです。

最後に

決断力は練習によって身に着けることのできるスキルです。高い受講料を払う必要もなく、毎回の食事代でトレーニングすることができるものなのです。
決断力を磨いて、あなたの“いい人”が目の前に現れたときに、迷わず一歩を踏み出せることを願っています。

Writer:Hajime Matsui

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