「やまとなでしこ」って知っていますか?
「やまとなでしこ」とは、日本人女性の清楚な美しさをナデシコの花に見立てた美称です。
今回はたった1枚で「やまとなでしこ」に近づく、すぐれモノのお話。
懐紙(かいし)というものをご存知でしょうか?
懐紙は、主にお茶席で使うものですが、お茶席以外でも大変に役立つすぐれモノなのです。
まずは選び方!
懐紙の値段にはかなり幅がありますが、たとえばお茶のお稽古でよく使われている無地のものであれば、1つ(30枚入りくらい)100円台で買えます。高価なものになると10枚で1000円するものもあります。ネットでも簡単に買えます。
普段使い用は、(無地、透かし、浮彫)
おしゃれ用は、(可愛い柄物、全面柄など)
最終手段用は、(上質の高額なもの)
と、使い分けると楽しさが増します。
使い方あれこれ!
懐紙の使い道は沢山あります。
・ メモや、手紙など文具として
・お金を包む
・ティッシュやハンカチのかわり
・食べ物をのせる
飲み口からひとしずくのコーヒーが流れると、服にシミを作ってしまいます。そこで、コーヒー皿とコーヒーカップの間に懐紙をはさむと、懐紙が吸収力して、しずくを吸いこみます。
日本で作られた和紙は、水分を吸収してもやぶれないように工夫されているので、そっと置くだけでOKです。
また、懐紙には、封筒と同じ効果があります。お礼やお支払いの時にも懐紙に包む事で品が増します。
おもてなしの心がもてる!
たった1枚の紙に込められた小さな行動は、実は小さな心づかいなのです。
「心づかいのできる人=やまとなでしこ」の第一歩です。
まずは、懐紙を持ち歩くことから始めて下さい。
日本人ならではの清楚さと品を身にまとい、ぜひ懐紙を楽しんで下さいね。

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